令和元年度卒業研究発表会および東日本ブロック卒業研究発表会
2月13日、14日、日本現代詩歌文学館にて卒業研究発表会が行われました。卒業研究は2年間の勉強の集大成として、3、4人のグループで半年間をかけてシステムや作品を制作していくものです。
13日は9グループの発表があり、「FP(ファイナンシャルプランナー)ゲーム」(ビジネスコース)、「キャラクタを用いた新しい広報のカタチとSDGs」(CG・CADコース)、「会話のできるチャットロボット」(システム・ネットワークコース)など、それぞれのコースの特徴を生かした研究内容が発表されました。
今年の卒業研究には、「北上ハイテクペーパーの労務管理システム」(ビジネスコース)や、「PWAを用いた製造作業者向け安全衛生教材の開発と有効性の検証」(システム・ネットワークコース)など、地元企業と連携した研究もあり、卒業研究の成果が学外で活用されることとなっています。
また、発表会では司会進行などを学生たちが担い、本校が目指している社会人基礎力の育成を実践する場ともなりました。
発表会と並行して制作したシステムや作品の展示会も行われました。発表会で作品の説明を聞いた後、実際に作品に触れて操作性や機能性などを確認される方が多くいらっしゃいました。
14日は、青森市と福島県いわき市にある姉妹校からそれぞれ代表1グループを招いて、東日本ブロック卒業研究発表会が行われました。審査員に岩手県立大学の阿部昭博教授をお招きし、本校の代表3グループを加えた5グループで発表技術と研究成果を競い合いました。審査の結果、最優秀賞にいわきコンピュータ・カレッジの「キャンディきっず 予約管理アプリケーションの開発」が選ばれました。いわき市にある託児所キャンディきっずにお子さんを預ける時の予約を簡単に行えるアプリです。また、優秀賞には本校の「「PWAを用いた製造作業者向け安全衛生教材の開発と有効性の検証」と、あおもりコンピュータ・カレッジの「e-sports応援隊Projectカプカ」が選ばれました。残念ながら賞にもれたチームの発表も大変素晴らしものでした。