レーザーカッター&デジタルツールで新しいものづくりを・Makers Love研修
2018年8月7・8日、Makers Loveで知られる株式会社メイカーズ・ファクトリーの佐々木康友様をお招きし、北上コンピュータ・アカデミー職員向けにレーザーカッターを活用したデジタルものづくり講座を実施して頂きました。
北コンでは、今年度の機器更新でデジタルツールやレーザーカッターなどの加工出力機材はじめ、各種機器が一層充実しましたので、学生たちや地域の方々にITを一層活用したものづくりの紹介や、学習機会などを提供できるよう取組んでいます。
職員も普段参考にしているMakers Loveでは、CADやCGのツールで作成されたデジタルデータを、3Dプリンタやレーザーカッター、UVプリンターなどを活用したものづくり(デジタル・ファブリケーションとも言われます)の事例やノウハウが、積極的に発信されています。
佐々木様は、上記のようなものづくりはまだまだ新しい分野なので、色々取組んでみたいことがありながら、壁に当たって困っている人など向けに情報発信や講座の開催をしており、北コンや地域にも関心を持ってレクチャーして頂きました。
講座では木材のブック型ケースや化粧型ボックスなどを題材に、IllustratorやFusion360といったツールでの2次元的・3次元的データ作成と、レーザーカッターでデータを出力する際のポイントなど、とても詳細で丁寧な説明をして頂きました。
材料はMDFという木材の一種で加工前は平らな板なのですが、データを上手に作ると曲げることも可能になります。
また、すでに存在するような製品を見つめなおし、データ作成や加工方法を工夫すると、同じ製品でも一味違った印象的なものができあがります。
このようなデジタルとアナログを融合させた新しいものづくりは、製造・建築業界でどんどん進でいます。
特に若い世代の方々にとって、デジタル・アナログを融合させる感覚や、これからのものづくりのためのITスキルはとても大切です。
職員達も各分野でご活躍されている方から学習したり共創したりと、若者や地域の方々に少しでも還元できるようにしたいと考えています。
今回ご紹介した内容の一部を知りたい・体験したい方、ぜひオープンキャンパスや学園祭などお越しください!
佐々木様、ご指導ありがとうございました!